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2023年を迎えて、資産運用で注意すべきこととは?

 あけましておめでとうございます。(^^)/

 今年もどうぞよろしくお願いいたします。m(__)m 

 

 本日は、2023年の資産運用についての大事なお話です。

 

 2023年は株価の暴落に注意!

 2023年の世界経済は冷え込みが予想されています。

 国際通貨基金(IMF)も本日、厳しい見通しを発表しました。

 株価の暴落も覚悟した方がいいでしょう。

 

 ですが、毎月定額での積立投資をされている人は、目先の株価に踊らされず、「ドルコスト平均法」の原則を思い出し、続けていただくのがいいでしょう。

 

 「ドルコスト平均法」とは、Aさんのように毎月一定の金額で定期的に購入し続ける方法をいいます。

 利益を得るためには、購入するタイミングが重要です。

 例えば、まとまった資金で一度に購入しようとした時に購入価格が高い時に買ってしまうと得られる利益は小さくなってしまいます。

 ですから、一定額を毎月購入し続けることで、「安い時には多く買う」「高い時は少なく買う」ことができ、効率的な購入が実現できます。

 

 退職金の運用をお考えの時期の方もいらっしゃるでしょうが、一度に大きな金額を投資するのではなく、

何回かに分けて投資することをおススメします。

 投資先だけでなく、時間も分散して投資するのがベストです。

 

 なお、長期で続けることが積立投資では重要ですから、無理のない金額で長く続けるように心がけましょう。

  

 資産作りが難しい時代に突入!

 

 また、昨年から引き続き2023年は身の回り品の値上がりが続きそうです。実は投資の大敵は「インフレ」です。

 例えば、物価が年2%上昇したのに資産運用を年1%で運用すると、実質的に資産は目減りしてしまいます。

 

 日本はデフレが長い間続きましたが、インフレに転じると資産が増やしにくくなりますので注意してください。

 

 日本人は預貯金で金融資産を持っている人もまだまだ多いですが、金利が低いために資産を減らすことになってしまいます。

 増やすことがなかなか難しい時代に入ったかもしれません。

 

 

 

 ファイナンシャルプランナー 川淵ゆかり

 

 

 #つみたてNISA #物価上昇 #ドルコスト平均法 #インフレ