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【スキルアップ】情報処理技術者試験、何を受けるか?

春になって、スキルアップを目指す方が増えてきました。

 

情報処理技術者試験の受験相談も何件かありましたので、まとめます。

 

受験者数も増えてきましたが、将来の目的に合わせて受験しましょう。

 

基本情報処理試験は、2023年度から試験制度が大きく変わりました。

午後のアルゴリズムの問題の多さに辟易している方も多いようですが、

基本情報は「プログラマ」の試験です。

アルゴリズムは習得していて当然の知識になりますので、プログラマを目指していてアルゴリズムを苦手と感じる方は基礎から学習しましょう。

 

そして、応用情報は「システムエンジニア」の試験だと思ってください。

基本情報も合格していないのに、アルゴリズムが苦手だからという理由で応用情報を受験しようとする人がいますが、午後は記述式もあり難易度も上がりますので、まず受かりません。

受験料の無駄です。

 

ITパスポートと情報セキュリティはユーザ側の試験です。

小学生でもプログラミングの学習をするようになり、今後はユーザ自らがプログラミングに携わっていくと考えられます。

そのためか、ITパスポートでも「プログラミングの経験がないと解けないのでは?」といった問題が出題されるようになりました。

ITパスポート受験者は、プログラミングの基礎を学習しておく必要があります。

 

ユーザ側が自らプログラミング開発に携わってくるとなると、自分の仕事の「専門性」に「プログラミング」スキルを併せ持った人は、今後かなり重宝されてくるはずです。

 

ユーザ側(営業・販売・金融・不動産・会計など)の人達ほどプログラミングスキルを身に付けて、将来の備えておくと、昇進・転職・独立に有利と思われます。

 

すでに中高年のITパスポート受験者の業種に現れてきています。

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